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シャムロック氏の言うような「全ての源はアース神の恩寵」という解釈を
採用するのは難しいのではというのが私の考えです。
理由は単純で、その解釈だとアースの天界降臨以前における魔法の存在が説明できないからです。
歴史年表を見ても大昔から魔法が存在していたのは明白であります。
「封印されている時からアースは私達に力を与えて下さっていたのだ」
という解釈が出来ない事もないですが(アースがいつ封印されたのか不明ですが)、
かなり牽強付会であり、人に説くに足る説得力は有さないでしょう。
従って当面の「魔法」解釈としては、
魔法の源は空気や鉱物と同様の自然物であり、
その自然に存在する力を道具として行使するのが魔法である。
道具を用いて火を起こすのが物理的な火の生成で、
呪文や魔力を用いて火を起こすのが魔法的な生成である。
後者を魔法という。
――という、ごく普通の解釈に留まらざるを得ないというのが私の見解です。
但しこの魔法の力の根源を、アース教におけるピラミッド型の世界構造の中において
どのように位置付けていくかは興味深い考察対象だといえます。
もう少しこちらのアプローチから考えてみたいと思います。
皆さんからは思ったことを何でも良いのでお聞かせください。
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