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ネバーランドで単に「術」といった場合、それは「他の界域(異世界?)から力を引き出す技法」全般を指す。
そして、「魔法」「魔術」といった場合、その中でも特に精霊界の力を引き出す、いわゆる「四源魔術」の事を指す。
以下に、この四源魔術を含む各種の術を紹介していく。
・四源魔術…魔炎、魔風、魔地、魔水の四精霊と、その下位に位置する起源、起源裏、虚無、虚無裏の四使精の力を魔力によって召還、使役する術系統。俗に言う、「天魔系統等」はこちらに含まれる。ちなみに天魔とは「異界天魔術法」の略語で、四精霊のある界異天より力を直接得る、非常に強力な四源魔術のこと。また、天魔は「ある系統の術の最高位呪文」または「大変強力なもの」という意味で使われる事もある。
・魔界粧…ジャネス(魔王ジャネス。もとは天界の軍神)が伝えた「超技術」を用いた、魔族にのみ伝えられる術。略して「魔粧」と呼ばれることもある。魔力の物理力変換効率が通常の術より遥かに高い為、概して強力。(私見だが、元々ジャネス達魔族一党は、天界に居た神々の末である。つまり、この魔界粧とはすなわちコリーアが天界に持ち去った古き神々の秘儀の一つという可能性が高いと思われる)
・思念魔術…他の力を応用せず、自分の思念のみで力を生み出す魔法。そのため、厳密には「術」の定義から外れる。他の術とは違い、天賦の才には影響されず、努力で習得出来る。
・空間魔法…無界に魔力を注ぐことで、他の界域に間接的に影響を与える。研究により、空間魔法の使用は世界の破綻に繋がることが明らかになっているが、多くの術者が用いているのが現状だ。
・追記
禁呪…為政者や、大魔法使いが使用を禁じている魔法も多い。有名なのが彼の闘神ウェイブが使用した「天魔最終」で、広範囲の生物を「消滅」させるこの術はあまりの威力ゆえにいつからともなく各国が使用を禁じていた。
…スペクトラル大全より。
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